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子どもの成長を見守る話(4)

昨日の残暑から一転、ずいぶん涼しい丹沢・大山の麓。

今日はエアコンを切ってもOKでしたが台風の進路が心配です。

運動会を控える子どもたちも気にかけている様子。

「できていない」子どもたちを見て不安に

どうやらボクら大人は、子どもたちを「できている」「できていない」で判断しがち。

ぱっと見たときに、できていれば何だか安心。

でも、できていないと何だか不安になるのです。

「うちの子、大丈夫でしょうか?」

「うちのクラス、大丈夫かな?」

なんて不安になって、ついついあれこれとやらせてしまう。

もちろん、純粋に子どもたちに力をつけてもらいたいのならOKなのですが…

「やばい、ちゃんと指導できていないって思われるかも」

子どもたちからも、保護者の皆さんからも、同僚たちからの目が気になるのです。

見えているところばかりを何とかしようと

目につくところだけを修正しようとしても解決できないことの方が圧倒的に多い。

「ちゃんと○○しなさい!」

机に向かえない子、話を聞けない子、学ぼうとしない子…

子どもたちが見せてくれる、いろいろな姿を見て大人はいろいろな判断をします。

自らが望む姿と違えば、すぐに指導をすることが多いのではないでしょうか。

ちゃんと座らないので、座らせようとする。

ちゃんと話を聞けないので、聞かせようとする。

ちゃんと学ぼうとしないので、学ばせようとする。

根本的なところにアクセスしなければ、何も解決しないのですが。

見えている世界から、見えない部分へアクセスしてみる

これは推測の域にも近いのですが、その子に何が起きているのかを考えたいものです。

経験や専門的な知見が役立つこともありますが、頼りすぎると危険です。

「きっとあの子は、こういう理由があってこんな状態なんだ」

って簡単に解釈しちゃうことがありますが、それでも上手くいかないことが多い。

上から目線で子どもたちを見ている限り、なかなか変わることはないのです。

子どもたちからどう見えているのかを知るには、寄っていくことが大切です。

居酒屋のカウンターに座るように、できる限り同じ方向から課題を見つめます。

「ねえねえ、今どんな感じ?」

なんて曖昧な質問からで始めてみるのです。

続く…

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