✨️Challenge Respect Smile✨️

子どもの目に映る光景は?

朝も雨が降り続き、丹沢・大山も姿を見せない月曜日の朝。

冷たい雨の中、ランドセルを背負った子どもたちが学校へと歩いてきます。

「雪は降らなかったねえ。つまんないなあ」

なんていう声が聞こえてきそうです。

山の上は真っ白なのにね。

今日は「子どもの目に映る光景」が気になりました。

小学校だと約30名の子どもたちが教室にいる。

それぞれの子どもたちに向けて授業を展開するのが教師の仕事。

一方的に説明をすることもあれば、やりとりしながら進めることもあります。

従来型の授業だと全員を同じように見るのは難しい。

それがボクの力量であり、これはダメだと思った過去もある。

思えば長い間、自分勝手に黒板の前でしゃべり続けていたものです。

やっと方針転換ができたのは10年ほど前(気づくの遅すぎ)。

サッカーの現場で盛んに言われていた「Player’s First」の理念に出会い、

「それぞれの子どもたちには、それぞれの学び方や楽しみ方がある」

ということにようやく気づいたんです。

こちら側から見る子ども像ではなく、その子から見えるその子自身の姿。

「あの子からは、いったい何が見えているのかなあ」

なんてことに興味を持つようになった結果、教えすぎることをやめました。

といっても、肝心な所はきちんと押さえます。

「一人ひとりの物語」があるので、それぞれにスタイルがある。

そんなこともあるので学び方も子どもたちと一緒に考えていく。

「今、どんな感じ?」

「あー!なるほど!いいじゃん!」

「で、ここはどうするつもりなのかなあ」

「おー!それはいいじゃん!やってごらんよ!」

なんて感じで声をかけて、子どもたちから見える光景にアクセスしてみる。

できる限り、こちらの願望を遮断するのもポイントです。

「こうしてほしい!」という思いが子どもたちの自主性を阻害しちゃうから。

自分の目に映る光景で判断しないようにしないとなあ。

そんなことを思うのでした。

「子どもの目に映る光景は?」ってことを忘れずにいよう!

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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