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面白がることが学びの入り口に

田んぼに囲まれた学校で

田んぼに囲まれた学校で

田んぼに水が入り丹沢・大山も綺麗に見える季節。

時には遠くに見える富士山も映る田んぼもあって嬉しくなっちゃいます。

ぐるっと田んぼに囲まれている学校で学びの入り口を見つける。

4年生といえば「水」をテーマにすることができます。

「教室の近くにある水道の蛇口から出てくる水はどこから?」

そんな話から学びが始まりますが…

「なんで昔から川沿いに家があるのか?」

とか…

「どうして水にちなんだ地名が多いのか?」

なんとことへと話は広がっていきます。

年間の降水量を見るには折れ線グラフを読む力が必要だし…

川の水はどこからやってくるのかを知るには地図を読み解く力も必要です。

県の地形についても学ぶので、水源はどの辺りなのかも知ることになる。

水は高いところから低いところへ流れることも確認しつつ…

少しずつ田んぼへ水が入っていくことを確認することができちゃう。

「たしかに、あっちの方が高いもんね」

「昔の人たちの知恵ってすげーよな!」

なんてことをリアルに見ることができるという何とも贅沢な環境です。

そんな環境に目が行くかどうか…

地域に学びの種が転がっている。

そんな種たちを面白がって見つけていくことが学びの入り口になります。

「まずは教師自身が面白がるってことが肝心なんだよなあ」

そんなことを再認識させられた木曜日でした。

いい季節、リアルな学びへと繋がりますように。