今日はずっと雨かと思いきや晴れ間も見えた丹沢・大山の麓。
涼しい風も吹いてエアコンは不要。
という笑顔の子どもたちの姿がありました。
今日も「いつの間にか仲良くなる教室」がテーマ。
最後までお付き合いください。
子どもたち同士のトラブルは大好物
こんなことを書くと誤解を招くかもしれません。
「子どもたち同士のトラブルは大好物です」
なぜならば、それだけ子どもたち同士がオープンだということ。
言いたいことをいえる。
それでいいんです。
一見静かな教室では裏でいろいろなことが起きています。
風通しが悪いんです。
ということでトラブルがあるとホッとします。
「こんなことあったんだけど、どうしたらいいのかなあ?」
そうじの時間や休み時間など、担任の見えないところでトラブルが起きる。
「こんなことあったんだけどー」
と子どもたちが教室に帰ってきます。
「おー!そりゃあ大変だったね。それでどうしたの?」
なんて言いながら、まずは徹底的に聴く。
どちらが悪いとかではなく、ひたすらフラットに…
最初は交通整理をします。
自分たちで解決を試みることができるようにデモンストレーション。
そして、それを当事者だけでなくクラス全体でオープンにします。
「こんなことあったんだけど、どうしたらいいのかなあ?」
ということで他人事から自分事にしてもらうのです。
教室で起きることを全て自分事にする
「あのさ、○○と□□の問題のように見えるけどボクら全体の問題でもあるよ」
そんなことを言うと子どもたちはキョトンとしています。
でも、ちゃんと気づくんです。
「あー!そうか!ここはボクらが共につくる世界なんだ!」
ってことに。
ありがたいことに毎日のように学校に通うことができる。
そして、いろんなことがあっても仲間と乗り越えるチャンスもある。
「あいつが悪いから私は不幸」
なんて他者のせいにするのは他者に依存している証拠です。
そうじゃなくて…
困ったことがあったら共に考えて着地点を見いだす。
何度も何度も地道に…
みんなで考え続けることが何よりも大切だと信じてやみません。
続く…