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丹沢・大山の麓で感じる春と農地の課題

曇り空なれど春らしい陽気となった丹沢・大山の麓。

昼過ぎ、散歩がてら鶴巻温泉近くの里山へ。

入り口付近でオオイヌノフグリを発見。

だいぶ春めいてきた感じがします。

畑の脇を登っていくと梅林が見えてきました。

数名の子どもたちが走り回っています。

大人たちは焼き芋やパンを焼いたりして火を囲んでいる。

とても和やかな光景でした。

その奥にはサッパリと竹林を刈った形跡がありました。

「前は畑だったんですけどね、使わなくなって竹が広がってしまって」

この辺りの地主さんたちからはよく聞こえてくる声です。

草刈りなどの管理をする代わりに里山を活用させてもらう人がいます。

小さな取り組みかもしれませんが、とてもありがたいお話です。

以前も似たようなことがありました。

ミカン畑が管理できなくなったので困っているところに若者がやって来た。

数年間はなんとかミカンも収穫できたのですが…

やがて若者は本業で忙しくなってしまい担い手不在となってしいました。

残念ながら今は荒れ地となっています。

里山保全は大切だと言われますが…

歩けば5分という場所で管理しきれない農地目立つようになっています。

近所の大先輩たちも高齢化が進んでいます。

「あれこれやって来たけれどよー、跡継ぎがいねーからなー」

というお話をあちらこちらで耳にします。

一方で農業や里山保全に興味がある若い世代がいます。

さらに、こういった自然の中で子どもたちを自由に遊ばせたい人たちもいる。

今のところミスマッチではありますが…

上手にマッチングができたらいいのかなあと思います。

それこそ学校教育の一環で使わせてもらうとか…

ガッツリと農業や里山保全をするまでは難しい人もいるでしょう。

「本当はそのままにしたくないんですけどね」

と地主さんたちは担い手に期待している。

「とはいえ、誰だか分からない人たちに貸すのもなあ」

と不安も口にしています。

ゆるやかなコミュニティで、ちょこっとだけ関わってみる。

そんな姿勢で何かできないだろうか。

「丹沢・大山の麓にある里山を守る」

これも未来の子どもたちへ渡す大切な取り組みとなりそうです。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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