今夜はクラブの新年会でした。
1977年創立のラディッシュは、どういうわけか1980年には全日本少年サッカー大会に出場してしまいました。
今でも、当時から受け継がれる伝統を守りながら活動をしています。
創立当時から今日までのサッカーをふりかえるチャンスでもあります。
「サッカーを愛する皆さんごきげんいかがですか?」
海外サッカーに触れる「三菱ダイヤモンドサッカー」
と金子アナウンサーの名調子で始まる週末の45分番組です。
当然、完全放映ではなく、所々を編集してあり、次の週を見逃すと前半しか観られないという状況です。
録画もありませんでしたから、必死に画面を追いていました。
当時、奥寺さんがドイツでプレーしたこともあってブンデスリーガがよく放映され、イングランドリーグの激しいサッカーも観ることができました。
まったくもって異次元の世界で、日本サッカーと海外サッカーは別物だと思っていたものです。
いつもスタンドはガラガラの天皇杯サッカー決勝
若い世代は知らないでしょう。
元日の天皇杯サッカーは空席だらけであったことを…
高校サッカーがブームとなり、帝京高校が王座に君臨していた頃、国立競技場へ行くことを覚えた僕たちです。
天皇杯決勝を元日に友だちと見に行くというのも恒例でした。
千駄ヶ谷の駅を降りてノンビリ競技場へ向かい当日券を買ってスタンドへ入ります。
当時は、サポーターという人たちはおらず、応援団がバックスタンドの左右に陣取っていました。
読売クラブの応援サンバチームの近くで観ることが好きでした。
ワールドカップ5大会連続出場なんて夢みたい
今ではアジアでも強豪となった日本代表チームですが、ワールドカップに出場できるようになったのは最近のこと。
1978年アルゼンチン大会、1982年スペイン大会、1986年メキシコ大会、1990年イタリア大会
やっぱりテレビの画面に映るワールドカップは、別の世界のものでした。
それが、今や5大会連続出場。
新年会の会場である「江戸勝」さんで遊ばせてもらっていた頃の私には、信じられない出来事です。
時の流れを感じさせる新年会と日本サッカーの進化
新年会では、小さな頃お世話になった大将や女将さんに、またまた世話になります。
出会ってから40年近く、まさか日本サッカーがこんなに進化しているなんて
なんだか不思議な感覚となる新年会でした。