姉妹都市である韓国坡州(パジュ)から少年サッカーチームがやって来ました。
隔年で行ったり来たりするので、今年は秦野での開催。
来年は、韓国のNFC(ナショナルフットボールセンター)で…
積極的な坡州の子どもたち
お互いに全く言葉は通じません。
もちろん、初めて会った子どもたち同士です。
午前の2試合を終えて昼食をそれぞれでとった後のこと…
秦野、坡州、お互いの選手団は別々に自由に遊んでいたのです。
ところが、坡州の選手数名が突然、秦野側にやって来て遊び始めます。
すると徐々に輪が広がって、PK戦がスタート。
これには正直ビックリしましたが、さすがは子どもたちです。
夕方からの交流会でもアプローチは坡州側から。
秦野がんばれ!という感じでもありました。
日本の子どもたちってシャイなんだろうか?
政治の世界と市民交流は別物、サッカーの話で盛り上がる
連日、日韓関係の悪さについて報道があります。
政治の世界は、政治の世界の話だからね。全然、関係ない。
という坡州のスタッフ。
夜の宴席は、私より2つ上のスタッフと1980年代からのサッカーの話題で盛り上がりました。
最近のKリーグとJリーグのちがい、日本のスキルと韓国サッカーとの関係など興味深い話ばかり…
環境の違いはいろいろですが、一番は日本の子どもたちの方がサッカーが容易にできるということ。
韓国では、日本のように学校単位でサッカーができる環境ではなく、金持ち層の子どもたちでないと難しい。
日本でも同じようにお金がかかるので参加できない子どもたちもたくさんいるはず…
でも、圧倒的に普及レベルでは日本の子どもたちの参加はしやすい状況のようです。
お互いに課題は抱えていますが、これからもアジアサッカー界でもライバルとして切磋琢磨できると嬉しいですね。