小学校生活最後の席替えの朝がやってきました。
自分の運命は、自らの手で引き当てる。
というわけで、朝の会終了後にシャベリカを引いていきます。
クラスもチームとして最終段階を迎えるということもあり和やかに終了。
最後に同じチームになるのは誰なのかワクワクする時間でもありました。
お互いの違いを認め合いながら歩んできた子どもたちの創り出す空気は最高です。
本当にありがたい。
席替えには、様々な配慮が必要であるという意見もあります。
でも、子どもたちには順応性がありますから何ら問題はありません。
もちろん、最初の部分はトラブルが起こります。
お互いの良さを理解し合っていない時期でもあり、解決方法を知らないからです。
何が起こっているのか、事実をとらえること。
ありたい姿はどこにあるのか、理想の姿を描くこと。
そのために一人一人がチャレンジする行動は何か。
みんなで丁寧に考えてきました。
ひたすらと言っていいほど、この繰り返しです。
薄っぺらな解決なんていうのはありません。
目の前の状況を改善するだけでなく、根本的な本質の部分まで掘り下げます。
だからこそ、子どもたちは一生懸命に取り組んでくれたのだと思っています。
何よりも大切なことは、みんなで考えるということ。
だれかの課題を自分事としてとらえて解決していくこと。
一人一人が自覚をもって行動してくれる姿を見ていると嬉しくなります。
自分のことは自分でやる。
自分たちのことは自分たちでやる。
そうやって、みんなでハッピーな空間を創る。
そんなふうにやってきたクラスも残り16日で解散となります。
さびしいなあ。
というのが本音です。
子どもたちに感謝して、全力でいきますね。
みんな、ありがとう!