プルーンの摘果や田畑での作業が忙しくなってくる時期。
ふと見上げると栗の花が咲いています。
きっと先人たちは、花を見つけては時期が来たら実を取ったのでしょうね。
実がなってから探しにいっても先を越されていたりしそうです。
こういった自然の恵みも奪い合ってしまえば枯渇してしまいます。
たまたま見つけた、この栗の木は、おそらく取る人もいないかもしれません。
きっと以前は採取されていたのだろうけれど、木の周りは草だらけですから…
人口が減り、休耕地が増える。
よく見ると桑の木もたくさんあるのです。
この時期になると実がついてくる。
これはこれで美味しいんですよね。
養蚕の名残もあるのでしょう。
子どもたちには伝えないと忘れられた存在になります。
下手したら栗の実だって食べられるってことも忘れられてしまうのかも。
だからこそ、ちゃんと伝えなくちゃいけないなって思うのでした。
今日は午後から梅雨らしい雨が降り、気温も低くなってきました。
この栗の木は、いろんな天候の下で立派な実をつけるんだろうな。
そんなことを考えた日。