不覚にも4時30分のアラームで目覚める月曜日。
いつもなら目覚まし不要なのに何だろうなあ。
そして、ダラダラと布団の中にいた。
まあ、そんな日もある。
かといってバタバタする朝かというとそんなこともない。
逆に少し余裕があるから不思議だ。
「誰もが、豊かに、そして幸せに生きることのできる世界をつくる。」
そんな建学の精神を掲げている学校で働いている。
これね、本当に難しいこと。
今朝の茂来山のように見えづらい。
「誰もが」って思うと「誰かが」苦労していたりする。
世の中だれひとりとして完璧な人なんていないよね。
みんながみんな未熟な存在なんだから助け合う。
だけど、人間にはエゴってものがあってこれが厄介なんだ。
ボクなりの定義いうと自分だけが幸福感を抱くのは罪だ。
自分さえ良ければ、自分の思い通りになればいいってのは傲慢でしかない。
目の前にいる人を笑顔にすることが先でしょ。
楽しそうにしている人の笑顔を見るから幸せになれる。
幸福感は双方向でなければならない。
そのためには「自分にとって」よりも「相手にとって」が大切なんだよ。
もちろん無理はしてはいけないけどね。
「自分も幸せ=相手も幸せ」が理想だろうけれど…
ボクの場合、49対51で相手が幸せくらいが一番いいというか落ち着くんだよね。
そもそも登りたい山はそれぞれ違う。
だから、一人ひとりの登りたい山、つまり人生をリスペクトしたい。
なのにね…
「いやいやそれは違うでしょ!」
なんて言って他者の歩む道をコントロールしてしまう人も世の中にはいる。
それはベンチの監督を見ながらプレーするサッカー少年を生み出すのと同じ。
一人ひとりの子どもたちが歩む道は、その子だけが持つ唯一無二の道。
それぞれの人生は、その人だけのものなんだよね。
もっと一人ひとりの幸せを考えて行動できる人になりたい。