朝から蒸し暑い丹沢・大山の麓。
自然も豊かな地域なので学びに繋がる素材は山ほどある気がします。
というより、どこへ住んでいてもリアルな生活の中に学びはあるものです。
ところが、目の前にある世界から学ぶことを忘れがち…
教科書に書いてある情報からも学べるけれど、目の前にある現実といかにして繋ぐか。
そんな学びが子どもたちの興味関心を引くのだと実感しています。
例えば、「教室の近くにある蛇口から出る水はどこからやって来るのか?」
そんな問いから、丹沢・大山、さらに山梨方面に水源があることを知る。
そこから森の大切さを知り、さらに海の大切さを知る。
ただの知識にとどまらず、そこから更に世界ではどうなっているのかを知る。
さらに水道の水を安全に飲める国は本当に少ないことも知って…
さらにあれこれ知りたくなる。
ボクらは、ついつい簡単にまとめたくなって、教科書の範囲に留めがち。
ところが、子どもたちの興味関心は広がり続けるのです。
「そんなことしたら、何を学ばせるのか分からなくなりませんか」
って聞かれることもあります。
ボクも心配でしたけど今では大丈夫だって答えられます。
押さえるべき事項は、しっかりと押さえる。
でも、その前に子どもたちの興味関心を思いっきり広げておく。
まずは、どこからなんじゃないかなあって再認識する一週間でした。
もっともっと子どもたちの力を信じて待たないといけませんね。
チャレンジは続く…