✨️Challenge Respect Smile✨️

散歩をしながら地域の現状を知る。

雨も上がって晴れ間を期待した日曜日。

残念ながらスッキリとした青空は広がらなかった丹沢・大山の麓。

午前中はJ-WAVEを聴きながらPCであれこれと作業。

新たなシーズンを迎えるにあたり、あれこれとやることがあるのです。

昼頃、母から久しぶりに「おはぎ」を作ったと連絡があったので実家へ。

80代の父はLINEの説明本のページをめくっている。

時代が大きく変わっていることを実感する光景です。

夕刻、いつもの朝散歩コースへ。

犬を連れて向こうからやって来たのは中学校時代の先輩。

この地区で農業を営んできた大農家の末裔でもある。

そんな先輩から聞かせてもらったのが農業経営と相続の難しさ。

空き家問題だけでなく、農地をどうするのかも大きな課題です。

後継者不足だけでなく、農地を維持しにくい仕組みがあるようです。

あれこれ教えていただいて、いつもの山道を降りると見慣れた軽トラが…

梨、葡萄、蜜柑も栽培する専業農家さん。

久しぶりにあれこれとお話をすることができました。

「昭和45年まではタバコも生産していた」

「高度経済成長期、同級生たちは会社勤めを選んで地域から出ていった」

「梨の木は50年、葡萄は40年、蜜柑だって40年、だんだん元気がなくなっている」

里山保全の話も聞くことができました。

住宅地ができて人口が増えた影で、地元の人たちの生活も変化を続けて来た。

お二人の話を聞く限り地域の農業政策は失敗している。

同じような話を新潟、福島、長野でも聞いてきたので日本の農業政策の課題ともいえる。

「食と農」の課題はボクらの生活から切り離すことができません。

とても大切な問題なのに、ボクらは現状を知らなすぎる。

あれこれと教えていただき、打ち手を考えたいと思います。