国立競技場に初めて行ったのは1歳の時、モノクロの写真が残っています。
あれから47年が経過し、2020年に向けて取り壊されてしまいました。
2020年に向けての建設計画には紆余曲折があり、計画変更の報道ばかりです。
当初の予定では大きな屋根がつき、神宮の森の景観を損ねると反対があったりもしました。
結局、建設費の高騰も見込まれ縮小されるようです。
おまけに2019年のラグビーワールドカップには間に合わないとか…
馬鹿げた話です。
高度経済成長期であった1964年の東京五輪には十分だった旧国立競技場。
「リノベーションじゃだめ?」
と素人の私は思っていました。
人口減少を迎える日本社会…
古い物を壊して新たな物を建設する余裕はないんじゃないでしょうか。
建設コストだけでなく、運用コストは誰が払うのか?
ツケを子ども世代、孫世代に残してしまう。
負の遺産となるなら、新スタジアムはいりません。