49歳のオヤジが酒をやめたら快適になった話でも書いたとおり宅飲みをやめました。
3週間が経過して明らかに体重が減ってきていることがわかります。
「え?まだ落とすの?」
と質問されそうですが、その通りです。
1ヶ月後、どんな感じになっているのか実験しているのです。
体重が減少傾向であると同時に味覚に敏感になっています。
甘いものは更に強く甘みを感じる。
以前、トレーニングで追い込んで食事制限をしたときにも体験した感覚です。
大学生になってアパート暮らしをしていた頃に近いかな。
とにかく快調!
1 アルコールは肝臓で脂肪の合成を促す
よく脂肪肝なんていいますが、アルコールはそれを促します。その秘密は、VLDL(超低比重リポ蛋白)という肝臓の合成を促進する酵素を生みだします。結果脂肪が肝臓に蓄積されるのです。
2 アルコールは脂肪分解能力を低下させる
脂肪分解機能が通常通り働いていれば代謝ができるのでそこまで太るということが無いのですが、アルコールを摂取するとそれを肝臓で分解したときに有毒性の高いアセトアルデヒドが産生されます。
そして、結果肝臓の細胞に点在するミトコンドリアを破壊します。ミトコンドリアといえば、エネルギーの発電所とも呼ばれているぐらいです。脂肪をエネルギー変換する上で重要な役割をになっているわけですが、これだ正常に機能しなくなるため、当然、アルコールを摂取すればするほど肝臓に脂肪が蓄積されていくのです。
3 すきっ腹で飲んだら大ダメージ!
お腹が空いているときにご飯も食べずにお酒だけ飲むとすぐに酔いが回る傾向にありますが、その理由として有毒物質であるアセトアルデヒドの分解が円滑に進まず、その濃度がどんどん高くなるためです。
つまりは、アルコール摂取を頻繁に行っていると肝臓の脂肪の代謝が衰えて食事から摂取して得た脂肪酸が合成されそれが代謝されず脂肪として肝臓へ蓄積されていきます。
それに、VLDL合成も次第に促進されていきますのでどんどん脂肪が蓄積されていきます。さらに恐ろしいことに結局ミトコンドリアを破壊することで脂肪の蓄積を行うので、アルコールを摂取すれば摂取しただけ肝臓も弱っていきます。それが原因で高脂血症などの生活習慣病を招きます。
ただ単に脂肪を蓄積させるのであればまだよいといえるのですが、毎回肝臓に負担をかけて傷つけてしまいますので将来大きな病気にかかるリスクを背負っていることも忘れてはいけません。
なるほどね…
肝臓がキーポイントですね。
来週に控えている本気のバレーボールに向けてもいい感じです。
微妙な変化であっても効果があると先日の練習でも実感できました。
ホントに人間の身体って繊細ですね。
お酒をやめるだけで痩せるのは本当だった。
以上、「49歳オヤジがお酒をやめたら体重が減った話」でした。
Good Luck.