「多くのことに夢中になれる子どもたちは何を持っているのか?」
スポーツの教育の現場で子どもたちを見ていて不思議に思っていたことです。
大人も同じで、何事にも粘り強く取り組める人たちには共通項があるはず…
そんなことを感じていたら本書に出会いました。
成功者の共通点は「才能」ではなくGRIT
人生で何を成し遂げるかは「生まれ持った才能」よりも「情熱」と「粘り強さ」による。
「やり抜く力」は才能とは関係がありません。
たしかにそうかもしれない。
サッカーの現場で神童と言われる子が大人になってプロになっているか?
小学校の現場で常に100点を取っている子がハイレベルの大学に進学できているか?
必ずしもそうとは言えず…
「あの子、サッカー下手だったけど人一倍ボールを蹴っていたよな。」
「あの子、勉強できなかったけど誰よりも教えてって来てたよな。」
そんな子たちがグンと成長していることがあるのです。
持って生まれた才能だけじゃないってことがわかります。
「やり抜く力」を強くするには4つのステップがあるそうです。
まずは、興味を抱くこと。
好きになるから努力もできるんですよね。
子どもの頃に教えられ過ぎるとつまらなくなる。
サッカーだって勉強だって大人に厳しく教えられすぎると伸びません。
「必死に努力する以前に、まずは楽しむ」
これ、とても大切なことなんです。
サッカーや学びにも子どもたちのなりの世界観があるのです。
まずはたくさん遊ばせて楽しいなって思うことが最優先だとボクは信じています。
遊びを通して興味を持つこと。それを深めることが大切(スポーツ心理学者ジャン・コティ)
そうしているうちに、もっとできるようになりたいって気持ちが自然に生まれてくる。
もっと上手くできるにはどうしたらいいんだろう?
疑問が湧いてくると上手にできる人たちを観察したり本で学んでみたりし始めます。
そこで、大人が努力をしていることをほめるだけで子どもたちはエンジンがかかる。
こうなってくれば自立型高機能成長エンジンが搭載されるんじゃないかと思っています。
もがく→努力→進歩→自信→チャレンジ
こんなサイクルも苦にはならないことでしょう。
やり続けることって偉大です。
さあ、今日もはりきっていこう!
Good Luck.
[amazonjs asin=”4478064806″ locale=”JP” title=”やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける”]