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これからの世の中と先生たち

これからの世の中と先生たち

これからの世の中と先生たち

今朝の読売新聞に教員採用の話題があった。

現在の小学校現場は、以前に増して複雑さを増している。

そんなことも関係しているのか教員は不人気だ。

そして特別支援級は増え続け、不登校も止まらない。

そして、暴力件数が増え続けている。

ボク自身が教員になった平成初期からは想像もできないようなことが起きている。

もはや手をつけられない状況に陥っているようでもある。

どうやら兆候は、子どもたちがもっと小さな頃から起きているらしい。

ここではまだ詳しくは書けないけれど。

ここで少しサッカーの話。

子どもたちのサッカーなのに大人と同じようにサッカーをさせようとすると…

一人ひとりが持っているサッカーボールに触れたいという欲求は満たされない。

小さな子どもたちほどボールを追いかけ回す。

周りなんか関係なくて自分がボールを触りたいって感じ。

だから、ひとたびボールに触れようものならドリブルとなる。

そのまま突っ込んでボールは相手に奪われる。

そんな時にコーチは言うんだ。

「相手に奪われる前にパスだろ!パス!」

そう言われ続けると子どもたちはドリブルをしなくなる。

すると今度は安易にパスをする子だけが増える結果となる。

一見スマートにみえるサッカーは子どもたちの成長を阻害する。

「こういうプレーをしたい!」

というような欲が生まれずチャレンジしなくなってしまうからだ。

同じようなことは小さな子どもたちの世界で起きている。

子どもは、本来、好奇心のかたまりのはずだ。

ところが…

幼児期から安心できる環境がないので好奇心が育まれない。

チャレンジすることが楽しいって思えない。

そんな致命的な欠陥をもったまま小学校へ上がってくることになる。

そんな時代の子どもたちと向き合う先生たちは大変だ。

スタンダードに惑わされていたら個性なんて出てこない。

それぞれが持つ素敵な個性を掛け算していく必要があるだろう。

学びの個別化とかGIGAスクールとかあるけれども…

まずボクらができることは子どもたちに愛情を注ぐこと。

より難しい時代になるかもしれないが、まずはここからだ。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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