いつもの書店に平積みになっていた本。
「人生は一度限り。学ぶのに、遅すぎることはない!」
というメッセージに釣られてパラパラとページをめくります。
まあ、この手の本は割と好きでよく読んでいます。
人生を送る上での基本的な考え方を整理してくれるエピソードが追加される感じ。
特に新しいことはありませんが、思ったことを書いておきます。
自分を大切にすること
これって簡単なようで難しいことです。
どうしたって人の目は気になるし、いわゆる忖度しすぎて流されるなんてこともあります。
嫌われるよりは好かれていたい。
誰だってそう思うかもしれませんが、それはどだい無理な話です。
どんな人でもファンもいればアンチもいるわけです。
だから、あんまり世間一般に流される必要はないと思うのです。
本当の人間の価値は個人にあり、そういう人が納得したうえでの協力があってこそ、大きな組織も運営されるようになるであろう。
脇目もふらず「個」のプレースタイルを貫くことができる組織はパワーがあります。
チームのシステムを大切にするあまり、「個」の力を制限することがあってはならない。
「個」のプレースタイルを消してしまうようでは勝利は遠い。
自分が大切にしていることで社会に貢献していけたら幸せなんじゃないかと思います。
他人に支配されるな
自分を大切にして、自分の得意なことだけに集中して生きていかれたらハッピーです。
ところが、気がついたら支配されているなんてことはあるのです。
誰でも知っていることだが、この地球という惑星では、人間同士が互いに相手を支配しようと日夜絶えまなく争いつづけている。
何も国家権力同士の話ではありません。
気をつけないと家族でさえも起こります。
自分の思い通りに子どもを動かす。
何でもかんでも親の言うとおりに行動させるなんてことがあるわけです。
場合によっては夫婦でも支配的な関係性があって、縛られて生きるなんてことも…
「怒られるから行動する。」
なんてことを繰り返すうちに自分が何者であるか分からなくなる。
子どもは自立なんてしていくわけがありません。
自分を大切にできると他人も大切にできる
自分を大切にしている人は、他人も大切にできます。
「自分だったら、どう感じるだろうか?」
と相手の気持ちを考えることができるからです。
他人の目ばかりを気にしていると、反応的に行動するために考えることを忘れます。
こうなると完全に思考停止の状態になって機械のようになってしまう。
おまけに、同じようなことを他人にしてしまう恐れもあります。
一方で、自分を大切にできるようになると自分の頭で考える力が身につきます。
主体的に考える習慣は、他人を大切にする力にも繋がるのです。
もっと自由に生きろ!
国家権力など、よほど支配的な社会では別かもしれませんが…
ボクらは本来もっと自由なはずです。
誰かに監視されているわけでもない。
自分の意志で旅に出ることだって可能な世の中に生きています。
何かに縛られて生きていたら、本来の力を発揮できずに人生を終えることでしょう。
そんなつまらない人生にはピリオドを打ちましょう。
まずは、自分をふりかえり不要なものは捨てていく。
シンプルに生きることでハッピーになれますよ。
もっと自由に!
[amazonjs asin=”4837956696″ locale=”JP” title=”「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法”]