朝から日本でいえば教育委員会にあたる組織「OPPO」へ。
Deventerにある小学校の校長先生が集まるミーティングを見学させてもらいました。
「みんなスーツを着て硬い雰囲気なのかな?」と思って少々緊張して会場へ。
まずは、2階建ての施設を案内してもらいます。
事務、財政、施設、人事など日本でいえば教育総務課のようなところがありました。
ミーティングルームにはお茶や珈琲、水が準備されています。
日本とは、ずいぶん雰囲気が違います。
続々と集まる校長先生たちと挨拶を交わします。
事前にEdwinが話をしてくれていたので、みんな笑顔で対応してくれます。
スーツを着ている人は誰もいませんでした。(笑)
9時になると190cmを越えるスラリとした女性が入ってきました。
日本で言えば「教育長」のようなポジションにいるダイレクターYvonneさんです。
今日のスケジュールを確認してスタート。
まずは、「学校間を繋ぐ新しいネットワークシステム」について。
今でもShare pointを使っていますが、より連携を強めるためのシステムを導入するらしい。
ICTの活用に関しては、得意な人と苦手な人がいるのは日本と同じ。
次のセッションは、国の学校評価に関するものでした。
4年に1回、調査官がやって来るそうです。
2週間前にあったフィードバックに基づいて対象となった6校の校長がグループ討議…
「私の学校はGoodだったから問題ないんだ。あなたのところダメじゃない!」
なんていうこともなく…
「何が問題で、どうすればいいのか。」「どうやって協力し合うか?」を話しています。
お互いの学校訪問を気軽できるようにスケジュールを調整する場面もありました。
ランチの時間も和やかな雰囲気…
オランダ語なので、何を話しているのかはよく分かりませんが本当にいい感じ。
お互いの課題を共有し、よりよい学校にしようという気持ち伝わってきます。
それぞれの学校を進化する努力を続ける姿勢は本当に素晴らしいと思いました。
最後に1分ほど英語でお礼を言わせてもらいました。
まとめは…
「チャレンジ、リスペクト、スマイルでオランダと日本の教育のために頑張りましょう。」
めちゃくちゃ緊張して汗が出てしまいました。