銀座NAGANOでのセミナーの帰り道、佐久平のイオンで発見した日本酒です。
「お!黒澤さんの酒じゃん!ん?ブレンド?」
日本酒のブレンドなんて人生初。
ちょっと意味不明…
というような感覚ながら置かれているパンフレットのページをめくって何となく理解する。
即買い!
黒澤さんの酒は、佐久穂に来る前から口にすることはありましたが大雪渓さんは初めて。
果たして、どんな酒を味わえるのか…
ちょっと高級な「あたりめ」をつまみにいただきました。
最初に感じたのは黒澤さんの生酛造り感です。
でも、何だかまろやかなのです。
きっと大雪渓さんのキレがそうさせているのでしょうね。
「こりゃあ、凄い酒だな。」
なんと言っても「1:1」でのブレンドってのが凄い。
「二つの蔵。二つの個性。」
と言うとおり、見事な掛け算になっています。
常温で飲むのも良し、ぬる燗も面白そうな仕上がりです。
「未来は、喧嘩する味だっていい。」
て言いきるのも素敵です。
ブレンドありきではなく、お互いの個性がどうかってことですよね。
それは、ありのままの姿でコラボレーションできているってことです。
どっちが強いとか弱いとかではありません。
世の中はオープンな時代に突入しているってこと。
オープンにはいくつかありますが、その中でも「コラボレーション」は大切だと思うのです。
それも、お互いの個性をピュアなままにぶつけ合う。
そのピュアな状態で掛け算ができて、新たな味が生まれるってのは素晴らしいことです。
「まず、あり得ない。」
と思いつつ、飲んだ後には…
「それだからこそ、やってみたら新しい価値が生まれたんだな。」
っていう妙な納得感がありました。
コラボレーションの魅力…
出会う人々の間にも、いろんな掛け算が生まれますように。