ずいぶんと涼しい風が吹くようになりました。
ボクの仕事の一つに「検食」があります。
学校にいる誰よりも早くランチをいただいてチェックする。
毎日、その時間は楽しく身体も喜ぶ時間です。
味付け、具材の状態(形や大きさなど)、全体的なバランスを見る。
「子どもたちにとってどうか?」
という視点であれこれとチェックしながら毎日いただいています。
「人は食べ物からできている」
そんな当たり前のことをボクらは意外と忘れがちです。
「まあ、お腹が満たされたらいいよね」
と安易にファーストフードに走るなんてこともありますよね。
以前、こんなことを書きました。
日本は、アメリカ型の経済優先で完全におかしくなっている。
しっかりとした食事への関心は薄れ、カリフォルニアで見たいい加減な食事をするアメリカ人のようになってきているのではないかと本気で心配になります。子育てと豊かさ子育てと豊かさについて考える一日でした。本当はいらないかもしれない住宅を購入し、自動車も2台所有、ローンに追われながら会社勤め。仕事のイライラを抱えながら帰宅すると、コンビニで買った弁当を夕食として与えて簡単な食事で済ませる親たち…帰宅を待...
ボクだって「食事は大切」と言いながらも、何も考えずに口にしてしまうことがあります。
本当に気をつけないといけません。
でも、身をもって体験してきたことは食事に無頓着だと心も体も壊れるってことです。
ボクも人生最大86kgあった頃は、身体のあちらこちらがおかしくなっていました。
感情の起伏も激しかったし、完全に無気力になって動けない日もありました。
もうあんなふうには二度となりたくありません。
「これはまずいな」
って思って食事を見直してトレーニングを再開したのが7年前の夏。
「食事がストレートに身体と心につながっているんだな」
そう実感して毎日を生きています。
何はともあれ「食事」
とはいえ、日頃の食事は自分で用意するのでメニューも貧弱(笑)
そんな中でヒントになる毎日のランチは本当に貴重です。
いつも本当にありがとうございます。