サッカー育成の現場から悲鳴が聞こえる

サッカー育成の現場から悲鳴が聞こえる スポーツ

サッカー育成の現場から悲鳴が聞こえる

全国的に大雨による被害が心配される週末。

用事があって地元の公園へ出かけたら小学生がサッカーの試合をしていました。

その姿からしてU-10のリーグ戦かなあ。

まだまだ身体も小さいしボールさばきもおぼつかない。

いろんなタイプの子どもたちがいることがとてもよく分かる。

久しぶりだったのでしばし観戦。

子どもたちの動きも気になりましたが指導者たちの対応も気になります。

案の定、試合中にずっと指示を出しているコーチがいる。

「それ、子どもたちには聞こえてないし、下手すりゃ判断奪っちゃうでしょ」

なんて思ったし…

試合後に延々と説教のように話すコーチも健在(早く撲滅したい)

試合前に座ったまま、立っている子どもたちに威圧的な態度で話すコーチ。

「あのね、それじゃあなたの言うとおりにしか動かないから楽しくないぞ」

なんてことも思いながら観戦。

なんかもったいない。

もっと子どもたちのクリエイティブなプレーが観たいって思うのでした。

さて…

神奈川県も新型コロナウィルス感染拡大に伴う非常事態となっています。

それに伴って全ての公共施設の利用を中止にしてしまった自治体があります。

たしかに「人流を押さえる」という点では分からないでもありません。

じゃあ、全ての学校は休校にするのでしょうか。

もう、そんなことはないはずです。

商業施設は閉鎖しないのでしょうか民間だけど。

そんな状況なのでグランドがなくて困っているサッカークラブも多いことでしょう。

だからこそ、なんとか知恵を絞ってグランドを共用するとかできたらいいよね。

さすがにオンラインというわけにはいかないのがスポーツの現場です。

ずっとこの調子では自前のグランドを持たないクラブはしんどいのです。

おまけに使える施設があっても20時までというワケの分からない時間設定。

飲食店と同じ扱いなんだろうか。

オリンピックのサポートにかり出されたスポーツ行政の皆さん、不思議に思いませんか。

お金にならないアマチュアスポーツには我慢しろって言うのでしょうか。

大きな矛盾を感じてしまう今日この頃。

施設の窓口の人たちだって、ただ上からの指示を受けて現場の気持ちに寄り添わない。

誰のためのスポーツ施設なのか。

利用してもらってなんぼの施設なのではないか。

これじゃあ、どんどん育成の現場は廃れていく。

すなわち、子どもたちが成長する環境が壊されていくに等しいのです。

当然、学校にも影響が出る。

子どもたちが荒れる原因を学校に求めて欲しくありません。

それだけじゃありませんから…

「コロナなので貸せません」

そんな小さな一言がバタフライ効果となって子どもたちの成長を阻害するのだとしたら…

そう考えると、もっと違った対応もあるでしょう。

そんなことも全体で考えられたらいいんですけどね。

首長次第だよね。

コロナのせいにするのもいいけれど、もっと知恵も絞りましょう。

ボクら大人は、子どもたちを笑顔にするために生きているはずでしょ。

あきらめず、今できることからね。

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