朝から気温がグッと上がり南風が吹いた丹沢・大山の麓です。
午後から風が強くなり「春一番」の発表もありましたね。
そんな土曜日、大山街道の近くにある集落付近を歩き回りました。
古墳などの遺跡があったり、風格のある神社があったり…
田畑も果樹園もある自然豊かな地域です。
とても魅力的な土地ですが、少子高齢化の波はこちらにも。
空き家は少しずつ増えている。
そして、地域の小学校の児童生徒数も減っています。
ということは…
この地域からも少しずつ活力が失われるということです。
耕作放棄地もあるし、荒れ放題の竹林などもある。
ちょっとした高台にある大学も閉校になったままです。
遠くに相模湾を望む素敵なロケーションなのですが…
こういった少子高齢化の波にさらされている地域は全国各地にあります。
若い人たちは町場へとどんどん流れて行ってしまいます。
確かに…
その地域だけでは経済が回らなくなっている。
それでも何とかならないものかと考えています。
その土地ならでは魅力を再発見する必要もあるでしょう。
行政が積極的に移住も含めた未来のまちづくりを進めればいいのですが…
そんな余裕のある市町村は非常に少ないのが現実。
ということで地域コミュニティを新たな発想で創る必要がありそうです。
そんな現場を見て、またあれこれと考えさせられました。
子どもたちのためにも地域の伝統を継承しよう!