勤務先の小学校は家庭訪問期間…
できる限り歩いて訪問させていただいています。
この地域は、昭和40年代から本格的に宅地開発が行われた街。
新宿から1時間ほどの自然豊かな土地は、子育てにも最適。
昭和50年代に住宅建設が進んだ地域を歩くとホッとさせられます。
高校の同級生たちの自宅も点在する街…
あちらこちらにある公園からは、当時の子どもたちの声が聞こえるような気がします。
きっと私と同じようにプラスチックバットにカラーボールで野球に興じたりしていたはずです。
でも、今では子どもたちの姿はほとんどといってありません。
街を歩いて出会ったの子どもは、たったの二人でした。
30年前には、ものすごい数の子どもたちがいたはずなのに…
そう、人口増に伴い地域には二つの小学校が開校されました。
分離した二つの学校は児童数が減少していますが、私の勤務校では第3の波が到来しています。
第2東名建設にあたり用地が買収され、新たな宅地ができあがっているためです。
ここにできた公園には子どもたちの元気な声が聞こえます。
でもね…
何年か経つと子どもたちの姿はなくなって、寂しい街になってしまうのかと思うと残念です。
持続可能な街づくりって難しいんだろうなあ。
そんなことを考えながら歩いたのでした。