丹沢・大山の麓では河津桜が見頃を迎えています。
少しずつ春が足音を早めて近づいている気がします。
春に咲く花を見ると命の尊さを感じることができる。
そんな自然の姿を重ねるように「生きる力とは?」を考える時間がありました。
もうすぐ4年生になろうという子どもたちは、どんなことを考えているのでしょうか。
興味津々で書いた文章を読ませてもらいました。
「よくがんばる力」「みんなと協力する力」「なんでもやってみる力」
「チャレンジする力」「みんなを助ける力」「命を大切にする力」
「自分で根をのばす力」「自分がたくさんしたいことをする力」「自分で行動する力」
「元気の力」「自分のため、みんなのためにある力」「他の人とつながる力」など
子どもたち一人ひとりの「たくましさ」と「教室での毎日の体験」を実感する言葉が並びます。
こんなキーワードがポンポンと出てくるのは想定外。
そして…
こんな素敵な言葉も綴られています。
「生きる力」は大切な力、だれでも持っていると思います。
これにはハッとさせられました。
そもそも…
人は「生きる力」を持っている。
ましてや子どもたちは、もともと好奇心が旺盛で何でもやりたがる。
そんな子どもたちの「生きる力」を阻害しているのはボクら大人なのではないかと。
そして、こんなことも。
「生きる力」もそうですが「生きる心」も大切だと思います。
たしかにそうだよなあ。
「生きる心」があるから「生きる力」が湧いてくる。
マインドセットって本当に大切なんだよなあ。
そして、とどめはこちら。
自分の人生を自分の好きなように生きるってことが「生きる力」
ガツーンとやられました。
ホントその通り!
子どもたち、ちゃんと分かっている。
「生きる力を育む」
なんてことを大人たちは言いますが、子どもたちにとっては余計なお世話なのかも。
そんなことを思う火曜日でした。