【蹴球親楽】第9回:親として認識したい「リスペクト」

よくわからないよ~

ミーティングにおいて、保護者によるクレームの話が出ました。

おそらく全国各地のジュニアサッカーの現場においても起こりうる話なので、ここでみなさんと再考したいと思います。

事件は試合終了後に起こった

とある公式戦、試合も終わり本部スタッフも撤収の準備をしているところに、とある保護者はやってきました。

「先ほどの試合のジャッジに納得がいかない。あれはオフサイドじゃないか!」

保護者からすると

「明らかにオフサイドなのに、それを取ってもらえずに失点して負けた。」

という主張です。

実は、このシーン。

確かにボールを受けたポジションは、オフサイドに見える場所。

でも、いわゆる2列目からの飛び出しで実際にはオフサイドではありませんでした。

しかし、保護者のルールへの理解が未熟であったためにクレームとなってしまいました。

ところで、このクレーム、何が問題なのでしょう?

試合に関する抗議などは、クラブから…

通常、試合に関するクレームなどは、該当のクラブから本部へ行われるのが通例です。

直接、保護者が本部へ行って話をするということなどは、チーム関係者も困惑してしまいます。

こんな時には、まずチーム関係者へ相談すべきです。

クラブとしてもコーチや保護者、選手にフェアプレー精神やリスペクトに関して啓発する必要もあります。

オフ・ザ・ピッチでのクレームは慎む

この話、実はこれで終わりではありませんでした。

クレームの発端となった試合で「オフサイドだ」と言われた側の選手が家族で買い物をしていたときに…

ものすごい形相で子どもをにらみつける一団(母親たち)がいました。

父親は心配になり、こう聞きます。

「うちの子が何か失礼なことでもしましたでしょうか?」

すると子どもをにらみつけていた一団の女性は…

「さっきの試合、オフサイドがありましたよね。あれで、うちのチームは負けてしまったんです。おかしいと思いませんか?」

困った父親は、

「いやあ、そんなこと言われても…」

と困惑した表情を浮かべるしかありませんでした。

クラブスタッフ・保護者・選手ともに「リスペクト」をしっかりと認識すべき

今回のケースには、正直言って驚くしかありません。

試合中にもレフェリーに対して、応援席から罵声を浴びせるなどの行為を繰り返すチーム関係者もいます。

こういう大人たちに囲まれていると、残念ながら選手たちも「リスペクト」に欠けることが多々あるのです。

そこで、今一度、しっかりと読んで欲しいものがあります。

日本サッカー協会が提唱している「リスペクト」の理念です。

いいマインドを持って、保護者として関わることが子どもたちの成長へつながります。

しっかりと勉強して応援をお願いします!

RESPECT PROJECT 大切に思うこと|日本サッカー協会

http://www.jfa.or.jp/respect/