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子どもたちが自ら学ぶ公立小学校の風景(1)

子どもたちが自ら学ぶ公立小学校の風景(1)

子どもたちが自ら学ぶ公立小学校の風景(1)

だいぶ涼しくなって秋の虫の音が日に日に大きく聞こえる丹沢・大山の麓。

学校の子どもたちの通学風景が戻って来ました。

9月1日からは全ての小中学校で2学期がスタートします。

だからというわけではありませんが…

子どもたちが自ら学ぶ公立小学校の風景を綴っていこうと考えています。

日々、葛藤しながら子どもたちと向き合う独り言に付き合っていただければ幸いです。

授業スタイルを変えるキッカケは日本サッカー協会の講座

授業スタイルを変更したのは10年以上も前のこと。

黒板を背にして子どもたちに教えるのではなく…

教室をウロウロ歩きながら子どもたちの学びを支える。

そんなスタイルに切り替えました。

キッカケは2008年に受講したJFA Sports Managers College本講座でした。

年間33日間の講座は、ただ講師の話を聞くだけの講義型ではなく…

受講生、みんなで創り上げるワークショップスタイル。

「こんな受講スタイルもあるのか!」

という貴重な体験から授業を改善することを決めたのです。

黒板の前で話しているだけで子どもたちが見えない

前述の講座に出会うまでは、従来のいわゆる一斉授業に取り組んでいました。

どうやったら授業を上手に進行できるのか。

板書や発問、子どもたちとのやり取りはどうするのか。

ちゃんと必要な知識を教え与えることに一生懸命でした。

ところが上手くはいきません。

「もうそんなこと分かっているよ」と言わんばかりに退屈そうにしている子。

「何を言っているのか分からないから」と寝てしまう子。

一生懸命にボクの授業に付き合ってくれる子。

ホントに申し訳ないなって思う日々が続きました。

こちらの都合で授業を進行してばかりの苦しい毎日だったんです。

子どもたちが自ら学ぶための土台づくり

明らかにつまらない、それでいて上手くいかない時には子どもたちのせいにしていた自分。

サッカーの現場では「Player’s First」を意識できるようになっていたので変えることに。

子どもたちが自ら学べるようにとあれこれとチャレンジのスタートです。

まず始めにしたことは、子どもたち同士の関係性の質を高めることでした。

というのも一人で学ぶだけでは、一斉授業と何ら変わらないと思ったからです。

算数を例にすると、得意な子はどんどん先に進んでいき優越感を持つことになりますが…

苦手な子にしてみれば、ただただ置いて行かれるだけにるのでつまらない。

「困ったなあ。分かんないんだけど、誰か助けてー!」

と心の中で叫んでも子どもたち同士の関係の質が低ければ声には出せません。

「まずはお互いの信頼関係の構築に力をいれよう!」

そう考えて新たなチームづくりに取り組むことになったのです。

続く…

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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