子どもたちにとって「教師は重要な存在」です。
身近にいて毎日のようにふれあうのでメンタルモデルにも影響を与える大きな存在のこともあります。
子どもたちに起こる出来事に日々対処する教師たちですが、心得なければならないことも…
教師はすべてを解決しない。
私たちは、残念ながら子どもたちに起こるいろいろなことを解決することはできません。
もちろん学習課題に関しても同じです。
答えをあたえるのではく、答えを自力で導き出す。
のが正解であり、教師が答えを教えるのではありません。
世代交代が加速する学校現場では、若手教員が一気に増えて日々格闘する姿が見られます。
教育関連書籍を読みあさり、各地で開かれる研修会に参加してハードルを越えていこうと必死です。
それはそれでいいことです。
でも、教師はスーパーマンではありません。「できること」と「できないこと」があります。
そこで…
自分の得意なことや好きなことで子どもたちと向き合う。
多様な教師たちの存在が、これからの教育を支えていくと私は信じています。
ピアノ演奏が得意な先生もいれば、サッカーが得意な先生もいる。
字がうまく書けず板書が苦手な先生もいれば、体育が苦手な先生もいる。
みんなネガティブな部分を持っていますから「できないこと」は、捨てるくらいの覚悟でOKです。
むしろポジティブに「できること」を使い倒すことで躍動できるはずです。
あなたの持っている強みは何ですか?
まずは、そこから始めてみましょう。