梅に河津桜が満開、春らしい景色あふれる丹沢・大山の麓。
すっかり春かと思いきや山々は薄らと雪化粧という日曜日の朝でした。
冬が名残惜しさを伝えてくるかのようです。
今日は雨岳文庫へ立ち寄るチャンスに恵まれました。
敷地に入ると目に留まるのが「自由は 大山の麓より」と書かれた碑。
この地域における自由民権運動の中心。
江戸から明治となった激動の時代に生きる人たちがいたわけです。
自分たちの住む世の中の未来について熱く語り合っていたことでしょう。
母屋の裏に離れがあります。
一間だけの畳の部屋でサッカー少年たちがミーティング中。
自分たちの未来へとつながる大切な時間です。
何かと不自由なこともある現代の子どもたち…
自由なようで窮屈なのは大人も子どもたちも同じです。
同調圧力、分断社会、偏向報道など何かがおかしい。
自由ってなんだろう?
一人ひとりの物語が大切にされる社会になるといいよなあ。
そんなことを考えた日曜日。