朝からGW後半の渋滞や駅の混雑などの情報が飛び交う一日。
たしかに天気も良くて出かけるには最高の天気でしたね。
じゃあ、ボクはというと読みかけの本をKindleで。
オシムさんと関わりのある11名との話を島沢優子さんが綴っています。
選手、コーチ、GM、チームドクターなど、さまざまな人たちが登場。
「あれ?」
ページをめくる度に自分自身の約30年を振り返るような時間となりました。
サッカーコーチ、小学校教諭としての自分。
それ以前の高校バレーの監督をしていた2年間も含め…
その時々の自分と向き合う静かな時間。
小学校の教壇に立つようになったのは1992年のこと。
最初の頃はオフトさんのチーム作りを参考にしていた。
「タスク」という言葉を子どもたちが使っていたほどに…
まだまだ子どもたちに指示を出しまくっていた頃でもある。
サッカーの現場でも子どもたちになんやかんやと注文をつけてました。
秦野市トレセンU-12の監督をしていた頃、Jリーグの前座試合がありました。
スタジアムということもありボクの気分も最高潮。
ずっと指示を出し続けていたら関係者にたしなめられました。
そりゃそうだよね。
「主役は誰か?」ということがよく理解できなかった頃です。
多くの指導者や先生たちと出会う中で少しずつ変化がありました。
それはそれは学ぶことばかりで、いつまで立っても終わりがない旅。
ボクの教室づくりは、サッカーからの学びの比率が高いのです。
主語をサッカーから教育に置き換えたものばかり…
そんな中で現れたのがイビチャ・オシムさんでした。
オシム語録が大好きでした。
カオスになる場面をつくる。
あえて何も用意せずに子どもたちに考えてもらう。
なんてこともオシムさんの影響を受けたからだと思っています。
「もしもオシムさんがいなかったら?」
いつまで経っても指示しまくる大人だったことでしょう。
自戒を込めてページをめくらせていただきました。
皆さんもぜひ!
Kindle版はこちらから
なんとKindle Unlimtedで読めるようになっている。
まだ発売から3日だよ、そりゃあないでしょ(笑)