ゴールデンウィーク明けの月曜日。
丹沢・大山の麓は通勤、通学の時間帯も雨が残りました。
目が覚めて気がかりになったことがあります。
「みんな学校とか会社へ行けるかな?」
新学期となり疲れが出たところで訪れる大型連休。
ノンビリできたならいいのですが…
そんな時期に大会などが続くこともあるわけです。
小学生の各種スポーツ団体、中体連、高体連などでも大会がある。
休みが休みではないのです。
旅行に出かけるのだって休みのようで休みではなかったりします。
子どもたちも大人たちも大丈夫でしょうか。
ネット上では朝から大雨による休校も話題になっていました。
「休校嬉しい!」
そんな声もありました。
学校へ行きたくないって思っている子が本音を漏らしたのでしょうか。
あちらこちらで電車の緊急停止ボタンが押されたというニュースも…
なんだか心配です。
「子どもが学校に行きたがらないのですが、どうすればいいのでしょう?」
そんな相談をこれまで何度も受けてきました。
保護者の皆さんだって仕事があったりしますから大変ですよね。
担任として悩ましいと思ったことも何度もあります。
「ひょっとしたらボクとの相性が悪いのか?」
「学級経営がフィットしていないのか?」
「友だち関係とかで見逃してしまっていたことがあるのでは?」
いろんなことを考えたものです。
親としても悩んだこともあります。
我が子とて行き渋りや不登校に直面したことがあるのです。
特に主たる原因があったようではなく、いろんな要素が掛け算になっていた。
なので、何かひとつをクリアしても解消はしませんでした。
子どもたちってあれこれと理由をつけるのですが…
大人のボクらが焦って対策を講じてみても解決はしないのです。
「早く行かない(来ない)と勉強が遅れるよ!」
なんて若かりし頃は思っていました。
「こっちも仕事に行けないじゃないか!」
なんて胸の内もありました。
でも、それは間違いでした。
勉強なんて後でもなんとかなります。
「その子にとっての今に素直に向き合う」ことって大切なんです。
ですから…
行き渋ったら休ませてあげてください。
大人の皆さんも同様です。
「あれ?なんかやだな。休もうかな」
って思ったら遠慮なく休んでくださいね。
そもそも…
児童生徒、先生、社員などである前に人なのですから。
まずは、あれこれ心配せずにゆっくりと休むこと。
ちゃんとエネルギーは充填されます。
GW明け、行き渋りで困ったら?
まずは休みましょう!
ってボクは思います。