朝晩は秋風を感じるものの残暑厳しい丹沢・大山の麓。
今日も自転車に乗って坂道を上がって秦野盆地へと向かう。
土曜日恒例のメニカムマルシェ。
小さなスペースに週替わりでで野菜や雑貨などが並んでいます。
ボクはここに集まる人たちと話をするのが大好きです。
いろんな角度からの情報が飛んでくるので学び多き時間。
キッチンカーがやって来ることもある。
秦野の町外れにある中華食堂としても有名な「味乃大久保」
ホットサンドメインにしたカフェキッチンカー「shushu_cafe37」
今日は味乃大久保さんが来ていたので迷わずエビ塩ラーメンを注文。
どうして朝ラーメンって美味しいんだろう。
1杯のラーメンを見ながら「センス・オブ・ワンダー」が発動する。
美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性
「味乃大久保さんのエビ塩ラーメン」
それは揺るぎのない事実ですよね。
「味乃大久保さんのエビ塩ラーメンは最高に美味しい」
これは同じ言葉を並べていても人によって感覚はちがう。
「味乃大久保さんのエビ塩ラーメンっていったい?」
麺は自家製?小麦はどこから?チャーシューは何豚?
スープの作り方は?どこの水?ネギはどこから?
と目の前に出てくるプロセスが気になる人もいるでしょう。
ラーメン好きの人なら、他店のエビ塩ラーメンと比較できるかもしれません。
目の前に出てきた1杯のラーメンを見て発動するスイッチは人それぞれ。
「ラーメンとは○○である」
というような単純なことではありません。
「あの子は○○である」
「あの人は○○である」
「あの国は○○である」
人は何かとイメージだけで単純に決めつけてしまいがち。
「これについては○○だと言われているが△△だという説もある」
「一般的にそれは○○だと言われているが、なぜそんな言説が流布されているのか」
物事は常にマルチアングルでみること。
「本当にそうなの?」「なんでそんな情報を信じるの?」「誰かによる情報操作は?」
常に疑いをもってみることは教育の世界でも大切にしたいこと。
「あなたは1杯のラーメンから何が見えますか?」