朝から爽やかな秋晴れとなった丹沢・大山の麓。
もうすぐ11月なのに半袖で過ごせてしまうって何なのでしょうね。
ちゃんと冬は来るのでしょうか。
あれこれと心配になります。
さて…
散歩中に見つけた花を見つめながらあれこれと考えてしまいました。
遠くから見るとボンヤリ白い花。
近くで見ると細やかな花が織りなす不思議な世界があるんです。
「あー!小さい花がいっぱいあるやつね。凄いよね」
で終わりがちなのだけれど…
「この花の原産は?」
「いったいどうやって広まった?」
「どうしてここに?」
「他にも色はある?」
「どうしてこんな形状なの?」
なんてあれこれと興味関心が広がっていきます。
おもしろいものです。
子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察や、美しいもの、畏敬すべきものへの直観力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
「センス・オブ・ワンダー」(新潮社刊)
こういった子どものような感覚をいつまでも持っていられたらと思います。
日常の中に驚きと感動がなかったら要注意かもしれません。
何かを買うとか旅行に行くとかではなく、身近なところを散歩するだけで十分ですね。