成人の日を迎えた丹沢・大山の麓。
顔に冷たい空気が当たる中での朝散歩は少し根性が必要だ。
日の出時刻となって自らの姿が影となった。
ずいぶん長く感じた2024年の幕明け。
いろんなことがありすぎた。
元日に能登半島地震が起きた。
翌日は羽田空港で航空機事故の現場を目の当たりにした。
災害や事故は突然に起きる。
「生きているだけで感謝だ」
被災した方がサラッと言うが心中は穏やかではないはずだ。
何とも言えない感情が渦巻いてくる。
ところで…
サッカー日本代表の浅野選手は7人兄弟なのだそう。
高校選手権を振り返る動画で知った。
けして裕福な家庭ではなかったそうだ。
ワールドカップに出たいというより家族を連れて行きたい。
そんな思いで戦っていたがロシア大会には直前で落選。
落胆する浅野選手に…
「生きているだけで幸せ」
と母は声をかけたのだそう。
セレクションに落ちるとか…
大学受験に失敗するとか…
教員採用試験に落ちるとか…
まあ、いろんなことに遭遇するのが人生だよね。
一喜一憂するのも人間らしいのだけれど…
どんなことがあろうとも生きる。
今日一日が終わって、また明日がやって来る。
生きていることに感謝して毎日を生きよう。
そんなことを考える成人の日。
人生という名のボールは転がり続ける。