ここ数日はグッと冷え込んでいる。
いつの頃からだろうか。
窓を開けた瞬間に北国は雪だいうことがわかるようになった。
おそらく津南と会津生まれの両親の影響なのだと思う。
「今日は寒いぞ。こりゃ田舎は雪だな」
窓を開けた瞬間によく耳にした言葉だ。
それから時を重ねて自分でも想像ができるようになったのではないだろうか。
ここへ来て雪国では一気に積雪量が増えている。
「今年は例年になく雪が少ない」
そんなメールを正月にもらったのに状況は一変している。
「まだまだこれからが本番だ」
「いやいや大変だのう」
と父はテレビ画面に映る故郷の様子を見てはよく実家に電話をかけていた。
豪雪に閉ざされた世界を生きてきた歴史がある地域とて困るほどの急な大雪。
除雪が間に合わないというニュースもある。
人口減少時代にあって除雪車を出すのも大変なのだ。
さらに高齢化が進み、屋根の雪下ろしもままならない。
目の前の青空をよそに大雪の心配も尽きない日曜日になった。

