終戦から70年を迎えました。
テレビや新聞など各メディアでは関連情報が大々的に取り上げられています。
戦争は想像を絶するほど悲惨で残酷である。
非常時であり、まともな精神状態でいられるわけがないであろうと想像できます。
私の戦争に対する認識というと、戊辰戦争へさかのぼります。
子どもの頃に真っ先に学んだのが、会津藩の忠義、白虎隊の自刃など…
飯盛山や滝沢本陣、鶴ヶ城、史跡をめぐりながら祖父からレクチャーされたものです。
この戊辰戦争でも悲惨な光景がたくさんあったと聞きます。
そして、軍人だった祖父から聞かされる海軍の話や当時の日本の状況…
そもそも欧米人は、アジア人を同じ人だとは思っていなかった。
だから空襲も原爆投下も容赦なかったのでしょう。
戦争が終わってから、これは何かおかしいと感じたらしい。
思い出したくもないし、話をしたくない。それくらい狂った世界だ。
10年前、カリフォルニア州に住むベトナム戦争帰りの先生は語ってくれた。
歴史は、それぞれの立場によって評価も変わると思います。
武力を行使するほど愚かなことはない。
20世紀に世界各地で起こった戦争で世界中の人々が学んだこと。
でも、見渡すと世界中には様々な紛争があります。
平和な社会で暮らす私たちこそ、紛争地帯の課題解決に一役かえるのはないだろうか。
世界中の人々が平和に暮らせますように。