我が家の住人「カエルくん」
夜になると玄関の灯りの下にやって来ます。
じっと獲物を狙う彼には、いつも決まった向きがある。
この家の住人が帰宅する方角を向いている。
「お帰り!」
そんな声が聞こえてくるような気がするのです。
「ただいま!カエルくん」
「今夜もそこで獲物を待っているのかい。たまには写真でも撮ってあげよう。」
微動だにしないカエルくん、まるで守り神のような面構えで風格もある。
昨夜は雨も降らないのに、庭先で鳴いている仲間たちも…
ちょっと蒸し暑い夜だったからかなぁ?
そういえば…
会津でもカエルとずいぶん戯れた。
周りは田んぼで網戸にやってくる。
白いお腹を見せて獲物を待つ彼らを眺めるのも好きでした。
だから抵抗ないんだな。
田んぼもなくなり、行き止まりだった道路が整備されて家の前を車が通る。
「おばんです~」
自転車を押しながら畦道を通る人たちも懐かしい。
カエルというと…
感謝と共にいろんな記憶が鮮明に蘇ってきます。
さあ、今日も頑張ろう!
Good Luck.