教育

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子どもたちは変わってしまったのか?

「教室というものは教師によってつくられる」そう考えてしまったのは金八先生やスクールウォーズなどを見て育ったからなのだろう。小学校の時には「熱中時代」を見て「フィーバー」という言葉を覚えた。中学校の時の「金八先生」は自らが通う中学校の教室と同...
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ねえ、なんで教えてくれないの?

「なんでもかんでも丁寧に指導するのが先生の仕事だ!」そう信じていた頃があった。教科書を開くと覚えてもらわなければいけないことが満載に見えた。それを読んだり、黒板に書いたりして伝えていくことに必死だった。いつも黒板の前にいて、子どもたちとやり...
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教室をデザインするって?

どうすれば「笑顔あふれる教室」になるのだろうか。どうすれば「笑顔あふれるチーム」になるのだろうか。そこに関わる全ての人たちが笑顔でいられるにはどうすればいいのか。葛藤は続いた。人が喜んで集まるところには何か秘密があるはずだ。いわゆる一流のホ...
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いきなり本題に入っちゃダメ?

子どもたちが本当の姿を見せる時は遊んでいる時なんだろうって思う。楽しそうに遊んでいる時の表情は豊かでキラキラと輝いているからだ。逆に明らかに表情がくすんで見える時がある。ボクの明らかにつまらない授業、必要もない長い説教。子どもたちの反応は実...
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指導する前に必要なことは?

スポーツや教育の現場では「指導」という言葉が当たり前のように使われる。子どもたちが何かやらかしたも思ったら指導をする。サッカーの現場では単純なパスミスから失点すると怒号が飛ぶなんてこともある。そして、ハーフタイムや試合終了後にネチネチと説教...
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子どもを指導しないでどうするの?

「あのさ、みんなのダメなところは見ないから」「そのかわり、良いところを探すようにする」そう高らかに宣言したものの実際は簡単なことではなかった。どうしてもダメなところに目を奪われてしまうのだ。生き延びるための安全装置が起動するので仕方がないの...
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どうしてダメなところばかりに目が行くのか?

どうして子どもたちのダメなところばかりに目が行くのか。これはどうやら人間が危険を察知する力に起因するらしい。子ども相手であれ誰であれ自分にとって安全かを確認するのだそうだ。森に入って動物に遭遇した時にドキッとするのと似ているのかもしれない。...
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子どもたちの世界に壁をつくるのは誰?

「子どもたちの世界が見えるようにするために喋る時間を減らす」そう言われても喋ってしまうんだ。「くわまん!話が長いよ!」子どもたちが笑いながら言う。そうそう...担任のボクが主役ではない。頭では分かっているつもりなんだよなあ。喋らないことで視...
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どうすれば子どもたちの世界が見える?

「お前な!もっと子どもたちに浸れ!」居酒屋で尊敬する先輩にそう言われたのだけれど...授業を進めなければいけない。「ねえ!くわまん!2組はもうここ終わってるよ」当時のクラスには双子がいたので隣のクラスの情報がよく耳に入った。その度に何ともイ...
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どう教えるかより大切なことって?

子どもたちを目の前にして、一生懸命に授業をしていた頃がある。週案に書かれている通りに授業を進めないといけない。そんなプレッシャーもあった。だから子どもたちの状況を置き去りにしてガンガン進めてしまう。課題が終わらない子は休み時間に続きをやる。...