秋らしい快晴の大日向。
毎日、こんな感じだったらいいのになあ。
そんなことを思いながら校庭を歩いてたら見たことのないトンボが飛んできました。
そーっと追いかけて息を殺して近づいてパシャリ。
「これはなんていうトンボかな?」
初めて出会うトンボです。
時間が経ってブロックアワーで自然観察する子と校庭をグルグルと歩きます。
「あのトンボに会えるかな?」
と思って歩きますが見つけることはできませんでした。
校庭の端にある草むらでは8種類の蝶を見つけて様子を観察。
「あれは何だろう?」
と言いながら追いかけて、色や大きさ、模様などから名前を探す。
図鑑ではなくてiPhoneやタブレットを使うのが今時な感じですね。
「こっちかな?」
「いや、こっちじゃない?」
写真と実物を見比べて一緒に考えます。
「羽の形からしてこっちだよね。」
「おー!本当だ。凄いねー。」
なんて会話をしながら一緒に楽しみました。
「ちょっとの場所で8種類も蝶を見つけたよ!」
教室に帰って友だちに伝える姿は、何だか誇らしげでした。
こういった時間は本当に大切だなって思うのです。
リアルから学ぶってことを大切にしたい。
そして、子どもたちと一緒に学ぶってのは面白いです。
ちなみに、写真のトンボは「オツネントンボ」というらしい。
オツネントンボ | 昆虫図鑑
オツネントンボ。アオイトトンボ科。オツネントンボはアオイトトンボ科に属し、イトトンボ科のトンボと比べると体が頑丈でしっかりとしています。また、翅に現れる脈の違いによってもイトトンボ科のトンボと見分ける事ができます。
「秋の最後に頑張っているなあ。」
そう思っていたら越冬しちゃうトンボだそうです。
まだまだ知らない事ばかりなんだなあ。