会津の酒が届きました。
「今月はなんだっけか?」とワクワクしながら開封します。
2本あるうち先に目に飛び込んだのは「会津ほまれ」でした。
「おー!ほまれさんか…」
一升瓶をそっと持ち上げてラベルを見て再び驚かされました。
まさかの「からはし」
特約店にしか出回らない限定酒です。
酒にあいそうな食材を用意して一緒にいただくことにしました。
仕込んであった鶏肉の塩麹づけと舞茸・ほうれん草でサクッと調理。
母からもらった田作を用意して、更に真鰯を焼いて京水菜を切って準備完了。
ボクの母方のルーツである会津、生まれ故郷である会津…
他界した祖父母をはじめお世話になった、そして今でもお世話になっている人たち。
いろんな人たちのことを想いながら大切にいただきます。
こちらで紹介されている冊子が同梱されていました。
1ページ目に
会津清酒は会津の「宝」
とあります。
毎月のように届けてもらう会津の酒は本当に旨いのです。
どうしてかというと…
「酒造りに適した気候」「ミネラル分が少ないやわらかな水」「決め手は米の良さ」
そして「会津人の気質と融合」したからだとのこと。
「会津の人は頑固」ってよく言われますが、根が真面目で素直、そして仲間意識が強い。
たしかにそういう面はあるなって納得してページをめくる。
今時らしくQRコードがついていて…
こんなページへリンクしています。
酒造りって本当に芸術だよなって想うのです。
まずは米作りから始まるわけで…
いろんな人たちが、たゆまぬ努力を続けて、やっとのことで届けられる芸術品。
どこかが手を抜いたら届かないわけで…
「何かをつくる」ってことは大変だよね。
よくよく考えてみると、会津の酒をいただく時間は自分と真剣に向き合う時間でもある。
「じいちゃんは、なんて言うだろうか?」
「ばあちゃんだったら、きっとこんなこと言うかな?」
いろんな人たちの意見を想像しながら飲む。
会津への感謝の夜…
そして、毎年1月末から節分までの数日間は会津への思いも強くなる。
人生という名のボールは転がり続ける。