ちょっと雲は多めながら良い天気だった日曜日。
今日もただただ歩く。
昨日、今日で30km、1週間で60kmを超える距離をひたすら歩いた。
ボクは長らく子どもたちを中心に人と関わる仕事をしている。
だから…
いろんな人たちの生き様を目の当たりにする。
嬉しいこともあれば、どうしようもなく悲しいことに直面することもある。
「出会った人たちがハッピーになったらいいよね」
そんなことを思ってずっと生きているんだけどね。
目の前に苦しんでいる人がいたら手を差し伸べるのは当たり前。
そして、全ての人をハッピーにするのは無理だってことも理解している。
どうしたって馬が合わない人もいるのは仕方ないです。
神様だって流派があるんだからね。
「くわまん、元気にしていますか?」
とか…
「くわさーん!今どんな感じ?身体だけは気をつけてねー!」
ってメッセージを今も頻繁にいただく。
「元気ですよー!」って答える。(たぶん元気)
「どうしてますかー?」
って心配の声もいただく。
「今は充電中だけど、地元に貢献しながら毎日を送っています」
なんて答えている。
そう、自分というOSを大幅アップデート中なんです。
今までもマイナーアップデートを繰り返しながら生きてきた。
でも、今回のアップデートは相当な変化がありそうです。
ぜーんぶひっくり返して自分を見つめ直す。
いろんな方向に根っこは伸びて、それぞれが太くもなってきた。
芽が出て、茎が伸びて葉っぱが広がる。
その葉っぱ一枚一枚が人と出会いなのだって思っている。
そして、その先にみんなで花を咲かせる実をつけていく。
それが、これまでも関わってきたような事業でもある。
どうやらボクはいつだって何かを創る人らしい。
既存のものを観察しながら、より良くする方法を考える。
時には新たな仕組みを取り入れることあって、結果として創ることになる。
そこにはいつも新たな仲間がいるのもありがたい。
だからね、最後の最後に…
「一緒に楽しめて良かった!」
そう言ってもらえたら嬉しいです。
超余談ですが(ごめんなさい)
新潟県津南町に住む88歳の叔母が亡くなりました。
ボクの父方のルーツは豪雪地帯で有名な津南。
明治期には町の中心地でもあった中深見で息を引き取りました。
とにかく元気な人だった。
津南へ帰省して、また神奈川へ戻るなんて日には軽トラでやって来る。
「帰りの汽車で食べてね」
ボクと弟の分を紙袋に小分けしてくれる。
自然に感謝して生きる人だった。
長い冬、雪に閉ざされる地域で春を待ちわびて毎日を生きる。
山の幸も季節ごとに段ボールがパンパンになるほど送ってくれた。
芯の強い人でもある。
重労働であるタバコ栽培にも長らく従事、日本のタバコ産業を支えた一人です。
いつだって絶妙な距離感で応援してくれた。
そんな姿から多くのことを学ばせてもらいました。
「祈る」
そんな行為に近い。
ボクは大したことはできません。
でも、一人ひとりの物語を大切にすること。
出会った人たちの幸せを願って「祈る」ことはできる。
それくらいは何とかしたいしね。
あれこれ思いを馳せる日曜日。
いつも本当にありがとうございます。