朝から快晴で少し蒸し暑い金曜日。
ちょっぴり夏を思わせるような天気。
この地域特有の蒸し暑い時期も近い。
朝の散歩で見つけたのはハコネウツギ。
「あれ?どこかで見たような?」
って思っていたらこちらでした。
この花は白やピンクが混じっている。
最初は白で咲き少しずつ変化しながらピンクに。
最後は紅色に染まっていく花です。
だんだんと色が変わっていくなんて不思議な花ですね。
そんな可愛らしい花を眺めてから学校へ。
教室で学ぶ子どもたちの姿をゆるりと眺めながら思ったことがあります。
「子どもたちだって少しずつ変化しているんだよなあ」
って…
4月からスタートしたクラス。
「自分たちで考えて協力する~チャレンジ・リスペクト・スマイル~」
なんていう学級目標につい先日(4月じゃないのがポイント)決まった。
「ほほう…じゃあどんな感じなのかやってごらん」
そんな気分で子どもたちと毎日を過ごしています。
「くわまん、これやっていいですか?」
4月当初に聞かれたような台詞もほとんど聞かれなくなった。
「えっと、課題はこれだね。んでもっていつまでだっけ?何分あるんだ?」
そんなことを確認しながら子どもたちは自ら学びを進めていく。
面白いなあって思うことは、子どもたちのゆるやかな助け合い。
「これ分かんなーい!」
算数の問題で引っかかっている子がいると周りの子たちが反応する。
すでに課題を終えている数人の子どもたちが悩んでいる子の周りに集まる。
近寄ってみるとこれがまた面白い。
やり方を説明するのだけれど、問いかけながら対応しているのです。
じわりじわりと考える時間を与えながら説明しているのです。
「おー!そういうことかー!」
「じゃあ、これはどうする?」
「・・・・・」
「ここはどうしたんだっけ」
「えっと、これはこうしたから。あー!そういうことかー!」
こんなことがひたすら繰り返されている。
こんな日常が子どもたちを変化させていくのだろうなあ。
それぞれが素敵な色へ変化する楽しみを側で見ていたいなって思います。
今週もお疲れ様でした。