信州の標高895mにある大日向小学校。
校庭の東側に不思議な花を見つけました。
何が不思議かって…
同じ樹木なのに違う色の花が咲いているということ。
よく見る花は、同じような色をしているんだけれど…
調べてみると、この花は「箱根空木(ハコネウツギ)」らしい。
でも…
神奈川の海岸沿いによくみられる咲く花なんですよね。
「なんでこんな山の中に?」
佐久地域は、明治の頃から横浜とのつながりも深い。
そんなわけで…
「誰かが持ち込んで植えた?」
とも考えられるのかなあ。
「でもなあ…」
と思って調べてみるとどうやら「二色空木(ニシキウツギ)」らしい。
どちらも白い花がピンクになって最後は紅色に染まる。
そんな花なんです。
ふと桜の花を思い出します。
最初は白っぽく見える花は少しずつピンクを増しているような…
ちょうど校庭のあちらこちらには花が咲いています。
色とりどりの花を摘んでは束ねて喜んでいる子どもたちもいる。
それぞれの発見を楽しんでくれたら嬉しいなあって思う一日でした。