今にも雨が落ちてきそうな丹沢・大山の麓。
「そろそろ降ってくる?」
「まだ大丈夫なんじゃね?」
大山山頂付近の雲を眺めるのは地域ならではの光景。
中休みが終わって教室に戻ってきた子どもたち…
とある子がチョークを手にして何やら書き始めました。
「ブロックアワー」
主に国語・算数の課題を自分のペースで進めていく時間です。
10年前ほど前から試行錯誤の繰り返し。
計画表をガッチリと作らせてみたり、アバウトに進めてみたり…
その時の子どもたちの様子を観察しながら進めるので毎年ちがう。
どのスタイルがいいのかは正直言ってわからないのです。
目の前にいる子どもたちと一緒につくるので。
ボクは散歩をしながら子どもたちの様子を見守るのですが…
最近は声をかけられることもほとんどなくなりました。
「くわまん、いなくても大丈夫ですけどー」
とか言われちゃうことも(汗)
スタート時点では子どもたちにも謎すぎる「ブロックアワー」
「ん?それってどういうこと?自分で進めるって?」
「みんな一緒に話を聞くとか、黒板に書いてあることを書き写すとかは?」
「つまり、教えてくれないってこと?そんなのムリじゃね?」
というような反応多数なのですが…
「まずは自分でやってみよう」から必要なことを押さえていく。
できる限り教えすぎないようにしていますが、余計なお世話も多々ある。
「くわまん、もう説明はいいですからー」
そんなメッセージが伝わってくることもあるので塩梅が本当に難しい。
子どもたちのアップデートは毎日のように繰り返されることもあり、
彼らの柔軟な発想についていくことは、なかなか骨が折れます。
謎すぎるブロックアワーはどこへ行くのでしょうか。
チャレンジは続く…