ここ数日、天気がコロコロと変わって落ち着かない気がします。
自然を相手に仕事をする皆さんは大変なのではないでしょうか。
暖かくなってきたから種を蒔いたのに、霜が降りるほどに寒くなるとか…
とにかくお天気に左右されるので本当に難しいのだと思います。
いつだって天気予報を気にしていなくちゃいけません。
まさに「情報」が強い味方になりますね。
さて、今日はそんな情報との付き合い方について…
立ち寄った場所に置かれていたラジオを目にして考えたことの備考録。
「うわー!Nationalって書いてある。こっちは玉音放送が流れてきそう」
なんて興奮してしまいました(笑)
その昔、BCLを楽しむ少年でしたからねえ。
ラジオは情報を世界中に広めるツールとしてデビュー。
テレビにとって変わられて時代遅れなんて言われた時代もあります。
それでも、今になってもラジオの人気は根強い。
すぐ隣に地元でも有名な食堂があります。
優しい笑顔で料理を出してくれるおばあちゃんもラジオリスナーです。
地元のコミュニティFMがお気に入り。
美味しい定食を平らげた後、おしゃべりを楽しみました。
「最近は何でも手に入っちゃうでしょ。離乳食だって缶詰とかあってビックリよ」
お孫さんの離乳食事情を引き合いに出し、子どもたちの食について語り出しました。
「今は本当に便利だけれど、もっと身の回りにある食材を大切にしないとね」
「食べるものだって、どうやってできているかを知らないでしょ」
「田んぼや畑がどうなっているかとか、知る必要があると思うのよ」
ボクらにとって大切な「食」について、あれこれと話をしてくださいました。
つまり…
もっと身近なこと、生きるために必要なことに目を向けること。
大衆に向けて流される商業主義の宣伝に流されないことも重要ですよね。
「○○を食べれば健康に!」「○○をすれば絶対合格!」「○○で幸せに!」
いかにもボクらの心をくすぐる情報が流れてきますが上手に付き合いたいもの。
「みんなが良いっていうから良い」っていうのは怪しいかもしれない。
「缶詰も便利だけれど、昔から伝わる食も大切よね。本当にどうかと思っちゃう」
たしかに缶詰の離乳食は時短にも繋がり働くママたちには便利。
でも、それによって失うものも多いかもしれません。
「何を食べさせているのか分からないってこともあるじゃない」
たしかにおばあちゃんの言うとおりです。
気がついたら子どもたちの健康や成長を害している可能性もある。
そして…
外からやって来る情報は、ボクらの思考力を奪いかねない。
目の前にあるリアルな情報と遠くからやって来る情報とバランス良く付き合う。
壊れたシャワーのように降り注ぎ続ける大量の情報とボクらはどう付き合うのか。
外からの情報ばかりに振り回されて、自分自身で情報を見極める力が衰えている。
自分自身の情報収集、編集、活用についても見直しが必要かもしれません。
美味しいご飯と学びの時間をいただきました。
感謝!