上越は朝から厚い雲に覆われ雨となりました。
妙高市立新井南小学校での共同研究は三年目を迎えます。
小規模特認校であり全校児童55名が過ごす教室の空気は今日も穏やかでした。
「くわさん、新井南小学校で何をしているんですか?」
と言われたら…
「お散歩しています!」
と即答します。
もちろん教育的な観点がないわけではありません。
いわば教室をFeel度Walkしている感覚です。
「ん?なんだ?面白いことしているなあ」
と子どもたちのところへ寄ってみる。
「ねえ、くわさん、これってどういうこと?」
なんて子どもたちから質問されることもある。
そうそう、今日はこんな出会いもありました。
新井南小学校では子どもたち同士が向き合っているのが初期設定。
サークルに始まりサークルに終わる。
だから圧倒的なコミュニケーション量がある。
この量が、子どもたち同士の相互理解を深め、トラブルも軽々と超えていく。
ちょっとしたカオスを子どもたち同士で抜けていく体験が繰り返される。
まるで魔法がかかったように気がついたら仲良くなっている。
結果として子どもたちと先生たちの笑顔が増える。
教室の初期設定を変えると学力を無理に上げようとしなくても自然に上がる。
「不登校」なんて言葉も縁遠い空間ができあがる。
全国各地の学校は未だに黒板に向かって座るのが初期設定。
そんな当たり前をやめるだけで不登校も減るし学力も上がる。
少なくともボクの見てきた教育現場では証明できる。
「え?教室の初期設定を変えるだけなの?」
って半信半疑かもしれませんがチャレンジしてみませんか?
「でも、よくある学校はスペースがないですよ!」
っていう皆さんは、こちらも参考にどうぞ!