春を感じさせる暖かい空気に包まれた丹沢・大山の麓から西へ。
小田急線小田原駅を降りたらJR東海道線へと乗り換える。
相模湾を眺めながらレールは南下して真鶴・湯河原を通過して熱海へ到着。
「最近の熱海は活気がありますよ」
という話を聞いていたので急に思い立って見に行くことにしたのです。
昨日が三連休の最終日ということをさっ引いても凄い人でした。
十数年前に訪れた際には老朽化した建物も目立ち人気に陰りが見えていた熱海。
確かに当時よりも来訪者が多い印象があります。
いったい熱海に何が起きているのか。
こんな記事を見つけました。
なるほどなと思う部分が多くあります。
「理由の一つが、街に海外の人がいたほうが、第1のターゲットの人にとっても居心地のいい多様性のある空間になると思うからです。また、海外の人を意識することで、街がもっと磨かれていくとも思っています。やはり海外の人から選ばれ続ける街には、本質的な価値、文化、歴史といったものがあります。キャッチーな要素だけで評価されてきた観光地はみんな失敗していますし、これからの熱海には街の個性やアイデンティティーが必要なんです」
衰退から再生へ。「熱海の奇跡」の立役者が語る、何度も来たくなる街づくり – おなじみ丨近くの店から、なじみの店へ。
たしかに海外からの来訪客も多い印象がありました。
そして、不思議なことに若者が多い。
東京からも割と近いという利点はたしかにあるとは思うのですが…
新しいものではなく、今あるものにスポット当てる。
長い歴史のあるものには価値があるはず…
そこに再びスポットを当てるということも重要ですね。
コロナ禍前には戻っていないとか…
まだまだ廃墟のような古い建物も目立つとか…
多くの課題を抱えていますが活気があるのは事実。
それだけで町の息づかいを感じるのが熱海。
ボクらの町に、そのまま適用できることは少ないかもしれません。
それでも、魅力再発見とか、ここにしかないものを発掘することは大切。
ヒントは満載です。
4時間ほどの滞在でしたが感じたことがたくさんあります。
歩いて一次情報が何よりも大切。
いろんな要素を参考にしてまちづくりに生かせたら幸いです。