毎日毎日、ボクらは水と共に生きています。
というのも人間は水がないと暮らせません。
あちらこちらの神社へ行くと水がいかに大切かが分かります。
水曜日に参拝した諏訪大社上社本宮でも境内のあちらこちらに。
ボクら人間は古来から水辺で生き町をつくってきた。
その水を巡って争いもあった。
我が国では米づくりにも重要な水。
その大切な水資源を守るために多くの普請がありました。
先人の努力があって今がある。
ちょっと残念なのは目の前の水だけを気にすること。
もともと源流があり、そこから流れに流れて海へと行き着く。
でも…
なかなか鳥の目で源流から河口まで見渡すことができません。
だから何となく川を汚しても何とかなるだろうって安易に考えてしまう。
ボク自身も川にポイ捨てとかしてしまった頃があります。
「川を汚しちゃいけないよ」
と教えてもらってやめましたが…
それでも自分の住む地域の川しか念頭にはありません。
目の前に流れる川を綺麗にしても上流が汚れていたら意味がない。
そんな所にまで頭が回らないことが多い。
私たちが今後も水と生きるには森と源流を大切にすること。
そして、出会う人たちのルーツにも尊敬の念を持つこと。
目の前にいる子どもたちにだって源流があるはずなんですから。
とうとうと流れる水を眺めながら、そんなことを思ったのでした。