三連休の最終日、少し秋の風が吹いた丹沢・大山の麓。
やっと涼しくなるのでしょうか。
残暑も厳しい中で各地からサッカー大会の様子が伝わってきます。
暑熱対策が不十分な状況で試合をしなければならない苦しい声も耳にします。
そろそろ夏の大会の開催についても本気で考えなければいけません。
我が家のサッカーボーイズたちがプレーしていた時代とは明らかに気候ちがう。
それでも今の子どもたちもボールを追い続けています。
なぜなら、サッカーはやっぱり楽しいから。
たった一つのボールを誰かと一緒に追いかける。
チームメイトや相手チームと一緒にピッチのあちらこちらを走り回る。
勝ったり、負けたりして、喜んだり泣いたりもする。
周りで応援する人たちも一生懸命。
時には厳しい言葉をかけて後になって反省しちゃったり…
どうしたら子どもたちがサッカーを楽しめるのかを議論したり…
応援しながら大人としても成長するなんてこともあります。
我が家のサッカーボーイズたちは3人います。
全員が早生まれで誰ひとりプロにはなっていません。
あれこれ不利な条件が重なっていたけれど、1号と2号は東海大学サッカー部。
1号はパーソナルトレーナーとなり、2号は報道カメラマン。
社会人となった今でも仲間たちと時々ボールを蹴っている。
3号は高卒後に英国に渡りUSWでプレーしつつサッカーコーチの道へ。
イングランドにあるForest Green Roversでプロコーチとして働いています。
今日は…
そんな彼らからボクは何を学んだのだろうかと考える一日。
未熟な時代もあって、ただただ厳しく接していたこともある。
「彼らの見えていない世界の扉を開くこと」
力が入り過ぎていた頃は多くのことを彼らに提供し続けました。
ボク自身も大学生アスリートだったことも影響していたのでしょう。
それはそれで良かったけれど、もっともっと自由度があったらなあと。
そーっとさりげなく見せたい世界を見せられる技が欲しかった。
今日は敬老の日というわけではないのですが…
真新しいサッカーボールを手渡されました。
いくつかのメッセージが書かれています。
「サッカーを与えてくれてありがとう」
至らない父への最高のメッセージです。
「VOLARE」とは「飛ぶ」っていうイタリア語だそう。
改めて思ったことがあります。
「人生という名のボールは転がり続ける」
彼らだけでなく世界中の皆さんへ、この言葉を伝えたかったんだなって。
Enjoy your life.