早朝からスポーツボランティアをする酷暑の日曜日。
ドリームベースボールと称するイベントの手伝いをしてきました。
主な仕事は入場に関するもので、多くのチーム関係者や保護者を目にする絶好の機会…
サッカーの現場ばかりを見てきたボクにとっては衝撃もありました。
まず、関係者の年齢が高すぎること。
どう考えても70を超えた人たちが多くてビックリしました。
サッカーも指導者層の高齢化も目立ちますが、まだまだ若い。
おまけに縦社会のようで上意下達の指示が目立ちます。
あくまでも下のものは下…
いいおじさん連中が、じいさん連中にこき使われていたり怒られていたり…
とても違和感のある雰囲気でしたが、こんなもんなのでしょう(笑)
同じようなことはサッカーでもあるけれど、ここまではひどくない。
そういう特性が下の世代のメンタルモデルへ影響するのか…
一部の保護者は子どもへ過剰ともいえるほどの厳しさで接しています。
一番ひどかったのは、球場から帰されてしまった子どもです。
ユニフォーム姿の小さな彼は、泣きながら家族に連れられてやって来ました。
それだけで心配だったのに、最後は入場口へ入れてもらえず…
「お前は帰れ!」
と父親から罵られて球場から酷暑の中を去って行きました。
母親はフォローするわけでもなく、家族と球場の中へ…
彼は大丈夫だったんだろうか?
こういう保護者、やっぱりいるんだな…
ずっと気がかりなままモヤモヤと一日を過ごしました。
ボクのブログを読んでくださっている方たちには、毎度毎度で申し訳ありませんが…
再度、伝えますね。
プレーすることを楽しむのは子ども自身であって、保護者の心を満たすためにやっているのではありません。
自分の子どもが活躍して甲子園に出るとかプロ野球選手になることは嬉しいでしょう。
でも、そうじゃなくてプレーを楽しんでいる子どもの姿を見るだけで十分に楽しくありませんか?
そもそも…
保護者のあなたが、自ら頑張っている姿を見せていますか?
どんなに偉そうなことを言っても、子どもにはバレてしまいます。
あなたは、たいした人間じゃないと…
そして、高齢の野球関係者のみなさん…
あなたの生きてきた時代にまかり通ってきたことを、そのまま現場で伝えることの害を理解していますか。
子どもたちが大勢いる傍らで、偉そうに話している高齢の関係者がタバコを吸っている。
いい大人が大人に怒鳴り散らすなんて意味不明です。
そして、しっかりと胸に刻んでください。
子どもの夢は、子ども自身のもの
ちっぽけな指導者の満足や、保護者の満足のためにあるのではありません。
忘れないでくださいね。
残念な指導者&保護者撲滅キャンペーンやろうかな(笑)
Enjoy Sports!