「JFA小学校体育サポートインストラクター養成研修会」で学んだ2日間も無事に終了。
趣旨や目的は以下の通りです。
趣旨:小学校体育の授業でサッカーが取り入れられて久しく、このことは普及において大きな意味を持っている。しかし、サッカーの経験を特に持たない教員にとって、サッカーの授業の実施は難しい場合があり、また多くの科目を担当する日常で、教材研究に時間をかけることも厳しい状況がある。場合によってはサッカーを選択しなくても良い状況にもなりつつある。教材としてのサッカーの価値を有効に生かしてもらうために、教員による授業の実施を、教材と研修会によってサポートする。
体育の授業の難しさは確かにあります。
国語や算数よりも先生個人による温度差も大きい気もします。
研修の機会も少ない。
学校研究でも軽視されがちな教科と言ってもいいでしょう。
「サッカーを普及する」
っていうと抵抗感があるかもしれませんが、世界で一番普及しているサッカーは遊びとしても最適なのです。
サッカー協会が「サッカーを普及する」というよりも、「遊びのひとつとしてサッカーは楽しいよ」っていうスタンスです。
目的:小学校教員による体育の授業での「サッカー授業サポート」を推進していくべく、各都道府県サッカー協会単位でのインストラクターを養成し、各都道府県サッカー協会内での普及、研修会の実施、研修後のフォロー等を行うことを目的に実施する。
「体育」っていう教科は、子どもたちのコミュニケーション能力を高めるためにも最適です。
身体活動を通して触れあったり、作戦を立てるために話し合ったり…
いろんな要素を持ち合わせている教科です。
サッカーを足がかりに楽しい体育を展開できたらエネルギーあふれる子どもたちの姿が見られことでしょう。
このプログラムの秀逸な点は「誰もが楽しめる」ってことです。
人数、広さ、道具などを工夫した場づくり、得意な子も苦手な子も楽しめるプログラムが紹介されています。
各県に数名しかいないインストラクター、是非ご活用ください。
学校、教育委員会、研究会などで呼んでいただければ喜んでうかがいます。
「楽しい体育」で子どもたちも先生たちも笑顔になりましょう。
Enjoy Sports.